こんにちは!よっしぃです。
今回ご紹介する本は、「考えなくていいことリスト(著者:井上智介)」です。
会社の愚痴や長時間残業、家族との喧嘩などのストレスまみれな毎日。
あれこれ考えているうちに心が折れそうになってしまったこと、ありませんか?
本書では、気が付いたら頑張りすぎて心が疲れてしまったあなたに
「考えなくてもいいこと」を手放して、
自分を大切にするための「心の処方箋」となる本をご紹介します。
僕自身も過去仕事などで、気持ちが疲れ切ってしまっていた時がありました。
そういう時って、一旦自分を落ち着けて振り返りたいと考えるものなんですけど、
そんな考える気力もなくなっていたこともありました。
ですが、時間をおいて少しずつ心に余裕が生まれてきて、
「心の処方箋」を注入したとき、前向きに進んでみよう、という気持ちが
少しづつ湧かせてくれる、そんなことを感じさせる本でした。
本書で一番心に響いた内容を以下でお話していきます。
「もっと頑張らないといけない」とは考えなくていい
「頑張っているのに、結果が出ず、上司からのプレッシャーをかけられて辛い」
からもっと頑張っている人、
「十分頑張っているのに、まだ足りない、まだ足りない」と完璧主義を追い求めてしまう人、
結構いるんじゃないかと思います。
人間って頑張れるもので心身を麻痺させてオーバーワークできてしまうんですけど、
元気の前借りは後で大変な目にあうことがあります。
エネルギーが枯渇してしまって、何もしたくなくなってしまう恐れがあるんです。
筆者が説くに、こうなる原因は、
頑張る=全力投球 が自分自身の中で当たり前になり、常に全力投球してしまうからです。
そこで、「頑張る」は1種類ではなく、【6種類】持ちましょう、と提案しています。
1.全力で頑張ろう(100%の力で臨むイメージ)
2.ちょっと頑張ろう(とりあえずやってみようというイメージ)
3.できる範囲で頑張ろう(壁にぶつかったら誰かに助けを求める)
4.ぼちぼち頑張ろう(期限ぎりぎりまでは放置しておく)
5.余裕があれば頑張ろう(他にやることがなければ取り組む)
6.誰かが頑張るだろう(主体的には関わらず、他力本願)
※P202
この6種類を常に意識して、仕事を任されるたびに「どの【頑張る】を使うか選ぶ」という手段を使うと少し気持ちが楽になるな、と感じました。
こういう「頑張ること」自体を分類して、チョイスする発想はなかったですねー。
選択肢がなければ、100%頑張ってしまいますから。笑
まとめ:「違和感」に敏感になろう
この本は「考えなくていいこと」の項目として、
- 「人間関係」で考えなくていいこと
- 「職場」で考えなくていいこと
- 「仕事」で考えなくていいこと
- 心を強くする7つの習慣
に分けて紹介しています。
全体を読んで感じたのは、余計なことを考えて悩んでしまう原因は、
ほとんど【人間関係】だということです。
それぞれの局面で自分が何を考えこんでしまい、どうとらえ方を変えればいいのか、
その打開策として、こちらの本はめちゃ使えます。
興味を持ちましたら、ぜひ本書を手に取り、読んでみてください。
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