【心をつかむ文章術】「知的文章術」の書評レビュー

こんにちは！よっしぃ（@shohyokan3939）です。

今回ご紹介する本は、「知的文章術」です。

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この本は、

人の心をつかむ文章力を上げたい
プロの作家から執筆の極意を学びたい

方へ、

半世紀以上にわたって執筆してきたプロのエッセイストから「心をつかむ文章の書き方」のエッセンスが詰まった本です！

【本を読んだ感想】

著者である外山滋比古さんは、『思考の整理学』がベストセラーとなり、

読書好きの方はもしかしたら知っているかもしれません。

今回は、半世紀以上にわたり、執筆をつづけてきた著者がまとめた、

「心を動かす文章の書き方」ということで、日々ブログや書き物をしていらっしゃる方なら、

一度は読んでおいて損はないと思います。

文章がうまくなる近道として、著者は本書内で言っています。

一人、二人の文章家の文章を集中的に読み込んで、その骨法を学ぶ。

これが文章上達のコツで、いちばんの近道のように思われる。（P35）

その背景というのは、

こうして何度もくりかえし読まれた文章は、その人にとっての「名文」である。

人が何と言おうと、これが名文なりとしてよろしい。

やがて、その文章のリズムとか調子といったものが、乗り移ってくるようになるらしい。

朱に交われば赤くなるというのとは反対で、たえず名文と付き合っていると、そのうちに、

だんだん名文にあやかれるようになる。不思議である。（P34）

文章上達のコツ、文章が上手だと関心する人の文を集中的に研究するのが近道、

ということになる。

それにしても、著者の文章はとても読みやすいように感じる。

漢字とひらがなのバランス、句読点の付け方、無駄な形容詞や副詞も目立たない、

とてもシンプルかつ分かりやすい内容であり、

スラスラと読み進めれる。

むしろ本書の文を繰り返し読み込めば文章上達に近づくのでは、

なんて思いながら読んでいました。

本書内の後半は、一般の方が新聞に投稿している”投書”を筆者自身が添削している。

ああ、俺も添削してほしい、、、と思ったが。笑

今よりもっと文章力が上達したい方をはじめ、少しでも興味を持った方は

一度手に取り、読んでみてください＾＾